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発達障害勉強会(6月・嗅覚)

ピアノやリトミックの講師仲間で定期的に企画をしているcrescereという勉強会。

発達には五感【視覚、触覚、聴覚、知覚、嗅覚】のバランスが大切という大きな定義の中から今回は「嗅覚」がテーマでした。

そして更に12の感覚(写真)に分けたシュタイナーの考え方に基づいて、今回も松川村でご活躍中の徳田先生にいろいろ教えていただきました。
今日は覚え書きとしてブログを書きます(^.^)。   

 臭いには敏感な人と鈍感な人がいます。
嗅覚が過敏だと、ニオイのせいで部屋に入れなかったり、集中できなかったり、体調不良にもなったりします。しかし、嗅覚は「判断、記憶に紐付く」大切な感覚なのだそうです。
(例えば、、酸っぱい臭い→腐っていないか判断する力、経験)

なんでもバランスが大切です。そして多様性を目指すことが大切なのです。

ということで、臭いを感じにくいお子さんへのアプローチを学びました。
•大丈夫なニオイから少しずついろんなニオイの経験へ(花やお茶など自然のニオイが良い)。多様性を目指してスモールステップ。

•発達障害のあるお子さんは筋力が弱い傾向があるので、口が開いている場合がある。

•口を閉じるようにすると、ニオイを感じやすくなり、少しずつ全身の筋肉が鍛えられていく。

•そのために、タンポポの綿毛を吹く遊びやロウソクの火を消す遊びなどが有効。

•関連の話しですが、常に全力のお子さんは逆に筋力が弱いことがある(全身の関節を固めて体を支えている場合がある)。


などなど他にもたくさん教えていただきました。


発達段階のポイントとして
首が座るのは3ヶ月〜と言われていますが、首座りが1ヶ月遅い場合や、ハイハイをしないなどの場合、なんらかの発達障害があることが多いようです。
以前の勉強会で、「ケアは早ければ早い方がいい「二次障害を起こす前になんとかしたい」という話がでました。

ピアノやリトミックの中で、常に心がけていますが、お子さんたちは、楽しんで遊んでいるように見える中で、こちら側(私)は、そこにねらいを持って関わっていくことが大切なのだと再確認しました。

殴り書きのような覚え書きになってしまいました💦また明日からも勉強と経験を重ねていきたいです。

【今日のポイントワード】
多様性。スモールステップ。遊びの中。


(つぶやき)
すぐに怒ったり手が出るお子さんがいるとします。本人もすぐに怒るのは辛いと思います。
少しずつ「まあいいか」「いいじゃん別に」などの心を広くする経験を、大人が遊びの中でその姿を見せたり助言しながら徐々に「いいよ👍」の気持が増えてくればいいな〜と。
みんな優しい気持ちを持って生まれてきているのだと信じて、ケアとうか、スモールステップして多様性を目指していかれたらなあと。

つぶやき長っ。まぁいいか(使い方が違うか^.^)