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大人も勉強!!休校中no親にも指導にも役立つ褒めかた叱り方関わり方

2/13に地域のピアノ講師仲間と参加してきました(ブログアップ忘れてました(^.^))。勉強になったので覚え書きがを。
これ、👀よく見ると「スポーツ指導者の、、、」って書いてあって、どー見てもワタシタチ一同はスポーツの人には見えないワケで(^^;;
受付の方に「所属(チーム)はありますか〜?」とテンポ良く聞かれ、、、微妙な間に軽く浮いたことは言うまでもなく…(^◇^;)でも

「お子さんと関わるすべての方、お待ちしています!」と書いてくださってあったので(^.^)
スポーツであれ、音楽であれ、子ども達と関わるのは一緒!と思い参加してきました✨行って良かったです。

サブタイトルは
〜バランスの良い自尊感情を育てるために〜

自尊感情、つまり「自信」「自己肯定」「自分が好き」「自分を大切に」といったこと。

みなさんは「自分に満足していますか?」
「はい」と答えた日本人は4割、他国では8割、、、日本人は謙そんする文化で育っている風習からかもしれませんが、そんなお話から講座は始まりました。

①社会的自尊感情
完全、優越、人と比べて優れている(テストで100点)

②基本的自尊感情
自己受容、1位じゃないけど自分なりの満足

どちらも自尊感情ですが①のタイプは外からどう評価されるのかが中心になっているため、中学ではトップでも進学先が「変わったら」トップではなくなったとか、テストの難易度が「変わったら」点数が落ちた、、、など、環境の「変化」にゆれうごくものがあり、ダメな自分になってしまった」「自分ではなくなってしまった」と感じやすく非常に生きにくくなってしままう。
加えて怖いのは、このタイプの場合「人を見下すことで自分を守っている」割合が多いということ。(、、、けっこう上の世代にもこのタイプ多いんじゃないかな。)

先日、校長先生や養護教諭をされてきた先生とお食事をする機会があって、子育てや教育、指導方法の話題になった時に、上の世代の方について「こうでなけれはならない」「こうしなくてはならない」「みんなやっているのに」といっ脅迫的な考えで子育てをしてきた人たちが多い、、、という話題になりました。「そんなことをしていたら笑われる」「恥ずかしい」等と人と比べて子育てをされたほうは心が窮屈になりますしその大人のことも素敵な人とは思えませんよね(素敵な子育てをされてきた方も多いと思いますが)。

↑心辺りのある方は今からでも自分の子育を振り返ってくれたらまだ救われます。

人と比べて自己肯定感を上げたり下げたりするのではなく、自分にできないないことを成し遂げている仲間に「〇〇ちゃんってすごいねー!」と自ら言える子どもに育てたいもの。

そのために!!というのがこの日の講座!!

【褒め方と叱り方が大事】
褒めることが大事とはよく言いますが、「いつも笑顔だね」と褒められ、その言葉に支えられて過ごしてきた人が、ある日「八方美人」と言われて落ち込んだ。なんてことがあってはいけません。
笑顔を褒められてきたお子さんは、笑顔に応え続ける子であり、社会的に高い評価を受ける場面が多いとすると、社会的に高い評価を受けやすいお子さんは要注意です。

 

✨さて、皆さんは自尊感情の違いを意識して褒めることができますか?

社会的自尊感情

・100点すごいね・1番だね・・・・(皆さんもご一緒にお考えください^.^)

基本的自尊感情

・いい顔してるね・嬉しそうだね・・・(皆さんもご一緒にお考えください^.^)

2つの中間

・いつもしっかり頑張ったもんね・・・(皆さんもご一緒にお考えください^.^)

 

実はどれも大切なんですって。ポイントは使い分けられること!!

「100点だったからお母さんが嬉しい」のではなく「本人が嬉しそうにしていることが嬉しい」を思いながらお子さんと接してあげるとヒントが浮かんでくるのでは。

勉強もスポーツもピアノも、「誰のための?」って思いませんか?

(ピアノの練習をしなさいと母に叱られ、言われてやるのは嫌だなーと思いながら渋々練習をすると、母が喜ぶ・・・の図式は本当に苦しいです)

 

✨では、叱り方も。

ただ「コラー!!なぜできないんだ」「早くやりなさいー!!」と叱りがちな方は、できない原因を的確に見つけて指示してあげることで相手に伝わりやすくなりますコツを教えてあげるのです。「もう一回!!」の声かけを繰り返すより「的確なポイント」を伝えられたら凄腕コーチですね。スポーツだと「もう一歩前だよ!!」とか、ピアノだと「手を奥に入れると弾きやすいよ!!」とか。


「正論は人を傷つける」・・・これも大きなヒントです。正論だけガンガン言われるのって苦しいものです。正しいことは言われると苦しいものです。だって正しいことはわかっているから言い返せないんですもの。大人は「当たり前じゃん」「言わなくたってわかるじゃん」この時期だと「いつまで遊んでるの」などの言葉で脅かさないで、ぜひ、寄り添える人になりましょう。

 

その他、自閉症スペクトラム症など様々な障害についても学びました。

(想像性、先読みの乏しさ、こだわりの強さ、パニックや戸惑いの多さ、特定の人に固執、他者の感情に鈍感、狭い人間関係、空気が読めない、自分への他者の感情に敏感)などの特性についても学びました。診断がついていなくても心当たりの要素を持った人たちはたくさんいます。スポーツ関係の参加者の中から、様々なお子さんのタイプへの対応について質問も出ていました。

学ぶっていいですね♫

 

長々と書いてしまいました。読んでくださりありがとうございました♫

今日から安曇野市も臨時休校・・・

子どもたちと楽しく過ごしたいですね(^.^)